趣味の電子工作とパソコン研究室

1.ノートパソコンのバッテリー交換
 (Fujitsu FMV-BIBLO MC823)

2002年8月

富士通のB5サイズノートパソコンです。
何年つかったでしょう? さすがにバッテリーがすぐに消耗してしまいます。
バッテリー型名 FMVNBT15 です。
 
 このノートパソコンは日本全国、結構持ち歩いていますが、まだまだ使えます。 CPUはPentium233MMXだと思いました。
 
このノートパソコンは、このころからペン入力で、画面がタッチパネルになっています。 結構便利です。 最近はもっぱらUSBマウスを持って歩いて使っていますが・・・。
 

まず、BIBLOのバッテリーの殻割りをしました。
ミニルーターの切削用ビットで、両脇と内側の接着面を削り、バッテリーを取り出しました。
前面から見える部分ははずさなくとも取り出せましたので、表から見える部分は無傷で取り出すことができました。

中に入っていたバッテリーは、LGR18650P×6本 全体で10.8V 3200mAhのパック、それと、充電コントローラーの基板でした。

 
購入した、交換するためのバッテリーは「現品限り」の吉野電装さんで購入。
 
内部の規格が掲示されていませんでしたが、COMPAQ Aero8000シリーズ用大容量バッテリーが同じB5サイズのノートだという理由と、10.8V 3200mAh という規格だったので、たぶん合うのではないかという推測で購入しました。

このページを見た方から情報をいただきました。 「バッテリーパックの分解ですが、COMPACの方はパックの両端を持って雑巾を絞るようにひねったら、軽い「パキッ」という音と共にきれいに蓋が開きました」 とのことです。 簡単に開くらしいです。

 
上の写真が、購入したバッテリーの殻割をしているところで、ケースをルーターで削っている様子です。
ドライバーを差し込んで開けると、無用なところが割れてしまったりしますが、この方法なら、結構きれいに開けられます。
 
開けてびっくり! 富士通のバッテリーと中身は一緒(製造元、品番も一緒 LGR18650P×6本 )でした。(充電コントロールの基板は異なります) こいつはラッキー!
 
バッテリーは、2本並列のものが3つ直列に接続されていて、それぞれかの中間からコントロール基板にリードが出ていました。
 
COMPAQのバッテリーも構成は同じで、コントロール基板を交換するだけで済みました。

取り出した中身に富士通のコントロール基板を取り付け、そのままボックス内にしまいました。
右下の写真は、ケースの接着面です。
ホットボンドを削った隙間に流し込んで、接着しました。
 

めでたくバッテリー交換ができ、また、古いノートパソコンも、バッテリーのみで2時間程度の運用ができるようになりました。 
皆様もお試しください。メーカー純正品より安上がりですよ。
  

私の作業場の様子です。物置の片隅で作業しております。

 

このページを御覧になってバッテリーの交換に成功された方々からメールをいただきました。ありがとうございます。皆様の参考になれて嬉しい限りです。
また、別のページにて他のバッテリー交換についても報告させていただいておりますので、ご参照ください。

 

Last Up Date 2002/9/12

  

  This page count Total:95764 / Today:1 / Yesterday:2  

 本業のページ