獣医さんの電子工作とパソコン研究室
 
 54.ノートパソコンの液晶バックライトを交換してみる(Fujitsu FMV-613MG5)
ついでに、CPUファンのお掃除
  

 

 ■ 中古ノートパソコンを購入したが、液晶画面が暗い
 Yahooオークションで中古ノートパソコンを購入したのですが、なんだか液晶画面が暗いような感じがしたので、バックライトを交換することにしました。
機種はFUJITSU FMV-613MG5 Celeronプロセッサ1.33GHz 13.3型TFTカラー 1024×768ドットのものです。(メーカーホームページ 取り説全部公開しているのですね)
ついでに、ファンの音もうるさかったので、まず分解してみました。
 
 まず、上部のスイッチを覆っている部分のパネルを取り外します(はめ込み式です)。ほとんどのノートPCはこのあたりから分解を始めるようになっていますね。
 次は裏側のネジを数本外すことでキーボードが外せました。
 液晶のヒンジ部分のネジを外し、慎重にコネクタを抜けば液晶部分と本体部分は簡単に分離できました。
 
 次に、液晶部分の分解です。
左写真の赤丸3箇所のゴムの下にネジがありましたので、外します。
あとは、トップカバーと液晶の外枠側のプラスチックがはめ合わせになっていますので、それを外します。 
 ■ 分解時の便利道具・ギターピック 
 私は、プラスチックのはめ合わせを外すときに、ギターのピックを使っています。最初はピックを押し込むようにし、入り始めたら横に移動させます。
プラスチックに傷も付けにくく、割と簡単にはめ合わせを外すことができ、値段も安いです。
時には数枚使用して、部分的に浮かせておいてということもあります。
ギターのピックにはいろいろな固さのものがありますが、硬めのもののほうが使いやすい感じがします。
 
 枠を外した液晶です。
下にインバーターのユニットが入っていました。
 
 ネジを2本外すだけで、トップカバーから液晶は外れました。
 液晶パネルは SANYO EPSON INAGING DEVICE のものです。
型番はTM133XG-02L07Aとなっていました。

こちらにデータシートがありました

   
バックライト部分の取り外しです。
まったくこの付近の構造が想像できませんでした。
左右の「ネジ」部分を外せは簡単に取れると思ったのですが、なかなか取れません。
ネジを外しただけでバックライト部分が揺れてはいたので、無理にひねったら見事に外れました、が、よく見ると液晶パネルのプラスチック枠が割れて取れていました。
プラスチック枠とバックライト部分は両面テープで固定されていたようです。
パネルの金属外枠を面倒がって外さなかったのが敗因となりました。
この金属外枠も外してからバックライト部分を取り外さなければならなかったようです。
しかし、今後の組み直し作業にもあまり影響がなさそうでしたので、ほっとしました。
 
バックライトを注文するにあたって寸法を計ると、直径が1.7mm 長さ(ガラスの端から端まで)275mmでした。
Yahooオークションでバックライトを販売している会社に注文し購入しましたが、直径が2.0mmの物しか販売していません。バックライトがはまっている部分には多少余裕がありましたので、直径2.0mmのものでも入ると確信し購入しました。購入費用は送料も含めて840円でした。
 
 反対側の端の写真です。
かなりきっちりと入っていますので、組みなおしの時に配線の取り回しが重要になりますから、しっかりと記憶しておくほうが良いです。
購入したバックライト(上)と
元々のバックライト(下)
 
 バックライトにはOリングという小さなゴムが3個ついていますので、そっと取り外して、新しいバックライトにセットします。なくしやすいし、切れやすいので注意して作業します。
 その後、配線を両端子にはんだ付けしますが、バックライトから出ているリード線の長さは、元々のバックライトに合わせて切り落としておきます。
とりあえず、点灯実験。
みごと、成功です。
結構明るい感じがしたのですが・・・。  
 実際にくみ上げてみると、思ったより明るくありませんでした。
白い部分が、なんとなくねずみ色がかっている感じです。
色温度が低いのか?購入したところには色温度については記載がなかったのですが、他所で販売されているものは皆、白色みたいです。
 
 ネットでいろいろ見ていると、液晶パネルの光拡散板がプラスチックの経年変化で黄色くなっていたり、反射板が黄色くなっていたりする場合もあるとか。
組上げてしまったので確認できませんでした。
インバーターの劣化ということも考えられますが、とりあえず最初より明るくなったので、実用的にOKとしました。
 
 ■ 組み直し時のアイディア 
小さなネジを止める時どのようにしていますか?
私は、セロテープを細幅に切り、ドライバーに貼り付けて
ネジをドライバーに固定してネジ穴まで持ってゆきます。
結構便利ですよ。
 
 ■ ついでに、音のうるさいCPUファンも掃除してみた
 それほどCPUファンが回ることは無いのですが、回り始めると結構うるさい感じです。
グリスアップしてやろうと思いましたが、このファン、グリスをさすところがありませんでした。
ここまで分解しないとCPUファンまで到達しません。 

 
ついでに、マザーボードの記念写真です。
非常に小さく、これだけかという感じです。
 
これは裏側です。
ファンには若干ほこりがついている程度でした。
また、噴出し口にもほこりはたまっていませんでした。
たいてい、このシールをはがすとベアリングが見えて、グリスアップできるのですが、このファンは注油するところがありませんでした。

結局、ここまで分解したのですが、ファンの清掃のみで断念しました。
この手のファンはどこで入手できるのでしょう?

 ■ 中古ノートパソコン
 今回購入したものは、外観はきれいでしたが、リースアップ物らしく、結構使われていたものなのかと思います。とりあえずは、実用上差し支えの無い程度のものとして我慢しました。
今回、最初の液晶パネルの明るさを記録しておかなかったので、新しいものがどれだけ明るいかの比較ができませんでした。
照度計は持っていませんので、CDSをパネルにあてて抵抗値で比較をすればよかったと反省しています。
 
Last up date 2009/9/29

 

This page count Total:39448 / Today:8 / Yesterday:2  

 本業のページ